eスポーツの賞金は多くの魅力の一つですが、その裏にはさまざまな法的、経済的問題が潜んでいます。
この記事では、
- eスポーツの賞金ランキング
- 賞金の出所
- 景表法による規制
- 賞金未払いのリスク
- 税金の問題
について詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
また、「そもそもeスポーツとは?」という疑問をお持ちの方は、eスポーツの全てをわかりやすく解説しているこちらの記事を読んでみてください。
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日本と世界で違う?eスポーツの賞金額をランキングで発表
日本と世界でeスポーツの賞金額はどれほど違うのでしょうか?
賞金額が特に高額な大会を取り上げ、それぞれランキングにしました。
賞金総額ランキング(日本)
以下は、日本の主要なeスポーツの大会の中でも、特に賞金が高額なものを取り上げランキングにしたものです。
1位 |
PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE (SEASON1,2) |
3億円 |
2位 |
Shadowverse World Grand Prix 2021 |
2億8,000万円 |
3位 |
Shadowverse Champions Battle |
2億5,000万円 |
4位 |
Puzzle & Dragons Championship 2023 |
2億円 |
5位 |
Rainbow Six Japan Championship 2023 |
1億5,000万円 |
賞金総額ランキング(世界)
次に、世界の大会における賞金ランキングを発表します。
1位 |
The International 2023 (Dota 2) |
約61億6,800万円($47,500,000) |
2位 |
Fortnite World Cup 2019 |
約33億6,600万円($25,900,000) |
3位 |
League of Legends |
約16億9,300万円($109,390,707.19) |
4位 |
League of Legends 2018 World Championship |
約16億3,300万円($6,450,000) |
5位 |
Arena of Valor |
約13億8,750万円($89,642,579.50) |
平均の賞金金額を日本と世界で比較
次に、上記大会の賞金額から平均を求めてみましょう。
日本の平均賞金額 |
2億4,200万円 |
世界の平均賞金額 |
28億3,150万円 |
なんと日本と世界では10倍以上も賞金額に差があることがわかりました。
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eスポーツの賞金はどこから出るの?仕組みを解説
eスポーツの賞金の源泉は主に三つに分類されます
- スポンサー
- イベントのチケット収入
- 放送権料
それぞれ解説していきます。
スポンサー
eスポーツの大会では、テクノロジー企業やゲーム関連企業、飲料メーカーなど多岐にわたる企業がスポンサーとして名を連ねることが多いです。
これらの企業は、大会の賞金の提供やイベントの運営費用の一部を負担することで、自社のブランドを宣伝します。
例えば、インテルやレッドブルといった企業は、eスポーツに積極的に関与しています。
チケット収入
大規模なeスポーツイベントでは、会場への入場料が賞金の一部に充てられることがあります。
特に国際的な大会では、数千人規模の観客がチケットを購入するため、これが大きな収益源となります。
放送権料
eスポーツの試合は世界中でストリーミング配信されることが一般的で、YouTubeやTwitchのようなプラットフォームが放送権を購入します。
これらの放送権料も、大会の運営資金や賞金に影響を与える重要な要素です。
特に大きなトーナメントでは、放送権料が賞金の大きな割合を占めることもあります。
これらの収入源は、eスポーツのイベントが持続可能であることを保証し、プレイヤーにとって魅力的な賞金を提供するために不可欠です。
また、eスポーツの人気が上昇するにつれて、これらの収入源からの資金も増加する傾向にあります。
eスポーツの賞金未払いはありえる?
eスポーツの世界では、多額の賞金がかかることが多く、その魅力の一つとされています。
しかし、残念ながら賞金の未払いは現実に存在します。
この問題は主に小規模または新設されたイベントで発生しやすいです。
賞金未払いの主な原因は、イベントの資金不足です。
スポンサーからの支援が期待ほどに集まらなかったり、イベントの運営コストが予想以上に高かったりすることが原因で、賞金の準備が不十分になることがあります。
また、契約不履行や運営側の不正など、意図的な未払いが生じるケースも報告されています。
賞金の未払い問題に対処するため、多くのプロリーグやトーナメントでは、参加するプレイヤーやチームとの間でしっかりとした契約を結ぶことが一般的です。
これには、賞金の支払い条件や期日などが明確に記載されており、違反があった場合には法的措置を取ることができるようになっています。
プレイヤー自身も、大会参加前にはそのイベントが信頼できる主催者によって運営されているか、また過去に賞金未払いの問題がなかったかを確認することが重要です。
信頼できるトーナメントは、通常、その履歴と実績が公開されており、選手や観客からの評価も高いものです。
eスポーツの賞金と景表法(景品表示法)の関係
eスポーツの賞金は大きな魅力の一つですが、これには日本の「景品表示法(景表法)」が関わってきます。
景表法は、不当な景品や表示による消費者の誤認を防ぎ、公正な取引を促進することが目的です。
この法律は、eスポーツ大会での賞金や景品にも適用されるため、大会の主催者は法的な規制を遵守する必要があります。
賞金の提供において、景表法が特に注目するのは「過大な表示」です。
例えば、実際には提供が難しい高額な賞金を広告することは、プレイヤーを誤解させる行為に該当し得ます。
また、賞金を受け取る条件が不明確であったり、実際の支払いが約束された金額より少なかったりするケースも、景表法違反の可能性があるでしょう。
さらに、賞金の支払い条件に関する透明性も重要です。
大会の規約や公式発表では、どのような成績を収めた場合にどの程度の賞金が支払われるかを明確にする必要があります。
これにより、すべての参加者が平等に情報を得て、公正な競技を行うことが可能となります。
主催者は、賞金の分配や条件を透明にするとともに、広告や宣伝活動が景表法に則っているかどうかを常に監視し、適宜、専門家のアドバイスを求めることが望ましいです。
このように法令を遵守することで、eスポーツ業界全体の信頼性を高め、参加者や観客からの信頼を維持することができるでしょう。
eスポーツの賞金にかかる税金
eスポーツから得られる賞金は、日本の税法において「雑所得」と分類されます。
これにはプロのアスリートのみならず、アマチュアが受け取る賞金も含まれ、確定申告が必要になるかもしれません。
賞金の税金は、その他の所得と合算して課税されるため、収入に応じて税率が変動します。
確定申告の必要性
年間で総所得が20万円を超える場合、確定申告が必要です。
これは、他の職業で収入がある場合でも、賞金を合算して考慮されます。
税率の適用
日本の所得税は累進課税制度を採用しており、所得の増加に応じて税率が高くなります。
具体的には、所得税率は5%から45%の範囲で設定されており、賞金の総額が所得にどれだけ影響を与えるかによって、支払う税金が決まります。
住民税の影響
所得税とは別に、住民税も課されます。
これは基本的に所得に応じて計算され、所得税と同様に賞金の総額が影響します。
源泉徴収の可能性: 大会の主催者が源泉徴収を行う場合もあります。
これは、賞金を支払う際に税金を差し引いておく方法で、選手が自ら税金を納める手間を省くことが可能です。
eスポーツの賞金を徹底解説:まとめ
本記事では、eスポーツに関わる賞金の諸側面について探求しました。
eスポーツの大会に参加して高額な賞金を得るのは至難の業です。
しかし、新クイーンカジノなどのブックメーカーが提供するスポーツベットで、eスポーツの試合に賭ければ比較的簡単に稼ぐことができるでしょう。
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