Dota 2は世界中で大人気のMOBAゲームで、毎日何百万人ものプレイヤーがプレイしています。
しかし、これから始める初心者の中には「自分のPCスペックで大丈夫かな?」と不安に思う方も多いでしょう。
特にグラフィックボード(GPU)非搭載のPC(内蔵グラフィックスのみのPC)でDota 2が動くのか心配になりますよね。
この記事では、そうした初心者の不安に寄り添いながら、「グラボなしでもDota 2はプレイ可能か?」という疑問に答えていきます。
参考にして、Dota 2デビューの一歩を踏み出してください!
グラボなしでもDota 2は動くのか?
結論から言えば、グラフィックボードなし(=内蔵GPUのみ)でもDota 2を動かすこと自体は可能です。
ただし快適にプレイできるかはPCの性能次第となります。
公式の必要環境を見ると、Dota 2は基本的に専用のグラフィックボードを搭載したPCが前提となっています。
実際、Windows版Dota 2の最低要件には「NVIDIA GeForce 8600/9600 GT」や「AMD Radeon HD 2600/3600」といったエントリークラスの専用GPUが記載されています。
このことから、公式には「グラボなしでのプレイはサポート外」と言えるでしょう。
しかし、近年の内蔵GPUの性能向上により、公式要件を満たさなくても実際には動いてしまう場合もあります。
たとえばIntelの第8世代CPU内蔵GPU「UHD Graphics 630」では、実際にDota 2が動作することが確認されています。
2010年前後の古い内蔵GPU(Intel HD 3000など)でも最低設定なら動くケースがあり、実際Mac版の最低要件には「Intel HD 3000以上」が含まれています。
つまり、「グラボなし=絶対プレイ不可能」というわけではなく、CPU内蔵グラフィックスでもある程度はプレイ可能なのです。
ただし、内蔵GPUでプレイする場合は画質設定を大幅に下げたり、フレームレートの低下に注意したりする必要があります。
後述するように、高負荷のチームファイト時などはフレームレートが落ち込みやすく、内蔵GPUだとカクつく可能性があります。
また、公式がサポートしていない環境でのプレイになるため自己責任にはなります。
まとめると、グラボなしPCでもDota 2は「動くことは動く」が「快適に遊べるか」は別問題と言えるでしょう。
快適性を求めるなら専用GPU搭載のPCを用意するのが無難です。
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Dota 2の最低・推奨スペック(Windows/Mac)
では具体的に、Dota 2の要求スペックを確認してみましょう。
WindowsとMacそれぞれの最低・推奨スペックを紹介します。
Windows版 最低動作環境
公式によれば、
- OSはWindows 7以降
- CPUはIntel/AMDの2.8GHzデュアルコア
- メモリ4GB
- GPUはGeForce 8600/9600 GTやRadeon HD 2600/3600相当
- DirectX 11対応
- ストレージ空き60GB
などとなっています。これらを見ると、かなり古い世代のGPUでも最低限動くことが分かります。
メモリ4GBというのも昨今では低い部類です。
ただし2024年以降Steamクライアント自体がWindows 10以上でないと動作しなくなるため(OS要件の変更)、事実上Windows 10環境が望ましいでしょう。
Mac版 最低動作環境
macOSの場合、
- OSは10.13 High Sierra以降
- CPUはIntelデュアルコア
- メモリ4GB
- GPUはNVIDIA 320MまたはRadeon HD 2400またはIntel HD 3000以上
と案内されています。
Macの320MやHD3000といった内蔵グラフィックスはかなり旧世代ですが、一応それでも動作は可能ということです。
ストレージは同様に約60GBの空きが必要です。Mac版はMetal対応(Vulkan経由)で動作するため、古いMacでも動くものの、快適性はやはり限定的でしょう。
推奨スペック(Windows/Mac共通)
公式サイトには明示的な「推奨スペック」は記載されていませんが、一般的には
- OSはWindows 10(MacならMojave 10.14以降)
- CPUはIntel Core i3相当以上
- メモリ8GB以上
- DirectX11世代のGPU(ビデオメモリ512MB以上)
があれば快適にプレイできるとされています。
ストレージもアップデートで容量が増えることを考え60GB以上あると安心です。
つまり現在主流のミドルクラスPCであれば十分動く軽めのゲームと言えるでしょう。
実際、Dota 2自体は2013年リリースのタイトルであり、その後大規模アップデートで要求スペックが飛躍的に上がったわけではありません。
そのため、2020年代の平均的なPCスペックであれば必要スペックは容易に満たせるケースが多いです。

結論:グラボなしでもDotaはプレイできる!しかし快適に遊べるかは微妙
Dota 2はグラフィックボードなしのPCでもプレイ自体は可能です。
ただし、快適に遊ぶにはそれなりのPCスペック(専用GPU搭載)があった方が良いというのが本音です。
公式の必要環境では専用GPUが必須とされており、内蔵GPUでも動くとはいえ快適性はマシン性能に大きく依存します。
初心者の皆さんは、まず今あるPCで無理のない範囲でDota 2を始めてみましょう。
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